2月 23, 2011
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■パパインタビュー016■藤村 高寛さん(33歳)
【3歳長女】

こんにちは、パパMe管理人の篠原です。

パパインタビュー第16回目ということで、藤村さんにお話を聞いてきました。

◆藤村 高寛さん(33歳)【専業主婦の奥様、娘さん(3歳)の3人家族のパパ】

◆所属/株式会社ヒューマンテクノロジーズ

◆職業/会社員

普段のお仕事内容を教えてください。

2003年12月に立ち上げた会社の経営をしています、社長は別にいて僕は経営陣の一人として。事業戦略の立案・マネージメント・遂行全般まで仕事の内容は多岐に渡ります。僕たちはシステムを売っている会社なので、年度末は需要が高まって忙しいですね。今は7:3くらいで社内での仕事が多いイメージです。

お仕事のお時間とお休みを教えてください。

平日は10:00~19:00が仕事の時間。9:00には家を出て、仕事後にカフェで英語の勉強を大体19:00〜20:00にやって、21:00に家に帰る感じですね。土日休日はお休みです、一般的な会社員と同じですね。現在週1日は自宅勤務するようにしています。

うちの会社はアメリカの企業と取引をしているので英文のメールのやりとりやskypeでの会議など英語を使うことがあるんです。なので英語の勉強を。

お仕事の時間を19:00くらいまでに終わらせているんですね。

そうですね、こういう働き方が実現できているのはいくつか理由があります。一つ目は会社が安定してきたということ。会社を立ち上げた当初はもちろん忙しくて(笑)土日なんてないし、営業時間って概念自体なかったですね。人生=仕事。立ち上げ3年くらいまではほとんど休んだ記憶がないです。段々軌道に乗ってきて、ある程度人に任せられるようになってきたんですよ。二つ目は子供が生まれたから。子供が生まれてから土日に仕事をしなくなりましたね。

それと英語の勉強をしたいというのもありますね。すごーく一般的にいえば、英語をものにするには一年間、毎日3時間ずつ勉強しなきゃいけないんですよ。それでようやくギリギリのレベル。土日はできるだけ家族との時間にあてたいと思っているので、平日に4時間勉強するとなると…朝家で30分、行き帰りの電車で45分×2回=1時間30分、カフェで1時間、家に帰ってまた1時間と。これをやるには仕事が遅いとできないんですよ、やっぱり(笑)この時間の配分をするようになって半年くらいになります。

普段関わっていらっしゃる育児・家事を教えてください。

【育児】オムツ換え 、 ミルク・離乳食を作る 、 ミルク・離乳食を与える 、 哺乳瓶の洗浄・消毒 、 子供と散歩・お出かけ 、  絵本の読み聞かせ 、 子供と遊ぶ 、 着替えの手伝い 、 子供とお風呂 、 子供の歯ブラシ 、 寝かしつけ  、 夜泣きへの対応

【家事】食事の準備 、 お弁当作り 、 洗い物 、 部屋の掃除 、 キッチン 、 洗面所等の掃除 、 お風呂・トイレ掃除 、 庭・ベランダ等の掃除 、 洗濯、洗濯物取込 、 布団干し、布団取込 、 アイロンがけ 、 ゴミ出し 、 買い物

などですね。別の部屋で休んでいるので夜の育児は基本奥さんです。もちろん、娘が新生児の時はそんなこといってられなかったですけどね(笑)…いま思い出しても当時は大変だったな〜。2階建ての家に住んでいたのに、上の階には行かないで一階のリビングだけで寝て、起きて、生活する毎日(笑)夜泣きには交代で対応するという暗黙の了解でやってました。

洗い物がたまっているのは我慢できない性質で。洗い物は包丁・まな板・鍋、これだけは食べる前に洗います、後はいつでも。食洗機に入れておけばいいから楽チンですね。僕台所に対するこだわりだけはあって。台所が綺麗じゃないと気が済まないんですよね。いま家は賃貸なんですけど、もし家を建てることがあったら台所だけは僕が設計します(笑)あとはどうでもいいから。

ほほう!お料理されるんですよね?

そう、僕料理作るの大好きなんですよ!趣味みたいなもんで。むしろ「もっと子供の面倒見て」って奥さんから言われることもあるくらいやっています(笑)朝昼晩料理したいから作ったりすると、奥さんがずーっと子供と一緒にいることになりますよね。そんな時は「ご飯作ってくれるのは有り難いんだけど…どっちがいいかっていうと、あなたが子供の面倒見て、私がご飯作る方が有り難いな〜」ってね。一人暮らしの時はもちろん、実家に住んでる時から家族のご飯作ったりしていましたからね、料理大好きなんです。

それはなかなか年季が入ってますねー(笑)

うちの両親がもともとものすごーく料理上手で。そういう環境で育ったからか、「食」に興味があるんですよね。27歳でこの会社を立ち上げる前に、一時期フリーランスやっていて。その時はずーっと家にいたから、家族の分の料理作ることも多かったんです。そんな流れで今に至っています。

一昨日はうどん打ちましたし、年末年始の料理とかは結構作りましたよ。お雑煮は二人ともこだわりが違うので、それぞれ別に。僕のお雑煮は奥さんにいわせると魚臭いって(苦笑)逆に奥さんのを美味しい!とは思わないんだよなー…、なんてね。僕は煮干しでだしをとるんですけどね、駄目らしい。そうやっていると、娘がきて「パパ、ママ、喧嘩は止めてーー」って。「いやいや、喧嘩はしてないよー(笑)」ってね。

この料理は絶対負けないってものってありますか?

オムレツ!オムレツは負けないです、あのフワフワ具合はね、負けない(笑)我が家でオムレツを作るときには僕が作っていますね。

育児・家事に関わっているお時間を教えてください。

月水はゼロ、火は3時間、木金は1時間、土日はほぼ家族との時間です。

月水は英語関係の予備校に通っているんですよ、それが19:00〜22:00なのであんまり家に帰ってから何かすることはないですね。それでもうちの子夜更かしだから、遅く帰っても起きてるんだけど・・・。平気で24:00とかまで起きてるんですよ。ほっとくと26:00とか(苦笑)

「成長ホルモンが…」とか、「朝日を…」とかよく言われるじゃないですか、それとは真逆の生活なんだけど、触れ合える時間という観点では長くとれているのかもしれないですね。平日23:30くらいからお風呂入ることもよくありますし。まあ、これも幼稚園に入る前の3月までの楽しみですね、きっと。それ以降は僕が朝早く起きれば触れ合えるかな?

平日も土日も、「できることをやる」って感じですね!

そうですね。以前は今とは全然違う生活パターンを送っていましたが・・・。基本ワーカーホリックだったので、人の倍は働いていました。フリーのときとかは単純に働けば働くだけお金になるわけですしね。アホみたいに働いてましたよ(笑)会社設立当初も二日連続で徹夜して、やっと4:00に帰宅したら、7:00に電話がかかってきて「藤村さん!会社のカギ忘れちゃったのであけてください!」なんてこともありました。

育児・家事に関わる上でのこだわりはありますか?

メリハリを付けるように意識しています。

例えば土日は基本的に家族との時間なのですが、どうしても漫画を読みたいとしますよね。子供がいる時にダラダラ読んじゃうとお互いマズイんですよ。子供は遊んで欲しいのに…ってなるし、こっちも読んでいるのを邪魔されるし。だから「これから漫画1時間読むよ」みたいに宣言をするんですね。そうすると、奥さんとの間に役割分担ができるようになるんです。僕が読んでいる間は子供の面倒を奥さんが見てくれて、それが終わったら交代をするみたいにね。

その分子供と遊ぶときは全力で遊びます。うちの娘はわりと体育会っぽい遊びが好きなので(笑)、逆さにするとか、振り回したりとか、散歩でもかけまわったりします。最近やっと女の子っぽい遊びも欲するようになって、お話をよんでもらいたがるようになりました。「桃太郎の話してー」って。…ほんと桃太郎何回話をしたかわかんない。桃太郎ばっかりなんですよ。別の話をすると「違うでしょ!『むかしむかし』でしょ!」って(笑)

娘さんには「こうなって欲しいなー」という思いってありますか?

できるだけ可能性を広げてあげたい。「こういう風になって欲しい」というよりも、いろいろな経験の中から自分で選べば良いと思っているので。例えば海外に連れて行くというのもいいでしょうし。遊ぶものや場所、つきあう人なんかも幅広く提供してあげたいな、と思っていますね。

そんな思いもあって「なんでそうしたのか?」といった問いかけはよくしているかもしれません。想像している以上にちゃんと答えてくれるんですよ。行きたい散歩のコースを聞いたら「電車乗りたい」「どこどこいきたい」とかね。最初は自分の意見を主張してくれるのか半信半疑で問いかけていたんですが、最近はすごく発信してくるようになっています(笑)

自分の意見を主張してくれるというのは嬉しいでしょうねー。

言葉が通じるようになってから、子供とのコミュニケーションはいっそう楽しくなりましたね。この前面白かったのが、片付けをしてくれたときに「片付けしてくれて有り難うね」って言ったら、「いやいやいやいや!大したことないよ〜」って言って逃げてったの(笑)

アハハハ(笑)それ面白いですね!

面白いでしょー。パパやママのキャラではないし、僕たちは教えてない言葉ですからね。HDRでいろんな種類の番組を沢山録れるようになったから、そのへんが影響しているのかもしれないな。

仕事と育児のバランス、自己採点するとズバリ何点でしょうか?

難しいですね……80点くらい。妻とはよく対話をするので、満足度はそんなに低くはないと思っています。そう信じたい(笑)

なるほど。奥さんとはどんなタイミングで会話を?

日常的に会話はありますが、分かりやすいのは妻の不満がたまった時の会話ですかね。夜中突然僕の部屋にふらっと入ってきて、「ちょっと聞いてよ」って話が始まることもあります。25:00くらいから気がついたら朝4:00になっていたこともありましたね。僕より奥さんの方がずっと苦労をしています。同じことばかりやっている、というのは逃げ場がないというか、ストレスが溜まることだと思うんですよ。

ママとの間に育児・家事の役割分担はありますか?

洗濯はママ。あとは適当ですね……。平日は基本的に、夜に子供の相手をする、くらいしかできないので。できるときに僕がやる。そしてご飯はできるだけ作らせてほしい(笑)

ママとの協力体制を作る上で心がけていることはありますか?

意識していることって特にないかな。僕ら付き合いがほんとに長くて、高校生に知り合って、それからずっと付き合っているのでもう16年とか。もう人生の半分くらい一緒にいるので。だからこそ甘えすぎちゃうこともあるんですけどね。

それでもお互いが「どうして欲しいのか?」ということは本音でよく話し合うようにしていると思います。例えば育児や家事への関わり方も、平日もう少し早く帰ってきてほしい奥さんと、とはいっても勉強をしたい私が本音で話し合うことで、土日にできるだけのことをやって、特別なことがない限り英語の勉強はしないという今の形を作り上げました。

本音と本音かあ。時にはぶつかることも?

とはいえ、喧嘩はこれまで付き合ってきて2回しかしたことはないですね。怒られたことは沢山ありますけど(苦笑)やっぱり奥さんのいうことをちゃんと聞くことが大切だと思います。「奥さんが正しい」と決めてしまうというか…。この前二人で「美味しんぼ」のシーンの話をしていたんですけど、ある老夫婦が夫婦が長続きするポイントとして相手のいうことを聞くこと、っていうのがあって、「これこれ!俺と思っていること一緒!」って話をしてました。

言いたいことは言うんだけど、別に議論ではないんですよね。奥さんはアドバイスを求めているわけではないし、自分の気持ちを共有したいとか、そういう部分に気づいてあげることが大事だと思います。自分的に有り難いのは、ちょっと気恥ずかしくもあるんだけど、奥さんからすごく求められている感があるんですよ。家に帰ったら、「あ、帰ってきた!!」ていう。それってもちろん嬉しくて、自然と話を聞きたくなるということはあると思います。

育児や家事のことでパパママ以外の方に協力してもらうことはありますか?

夫婦で同じ合唱団に所属しているので、遠征や合宿、演奏会などがあるときは、実家に預けさせてもらっています。僕と奥さん、高校が同じで合唱部も一緒なんですよ。その後大学は違っても、所属している合唱団は一緒にやっていて。

今でも毎週土曜日の夜の合唱団は娘を連れていきつつ二人でやっています。他の団員の方もお子さんを連れてきていて、受け入れてくれる空気があるので嬉しいですね。

育児や家事でたまるストレスを解消する方法はありますか?

自分はあまりストレスはたまりませんが、妻はよく溜まっています。できるだけ長い時間子供を連れ出して、一人の時間を作ってあげることが大事ですね。それ以上に大事なのはやっぱり対話かなあ。

子供と一緒に行くのは公園だったり、車で川に行ったり。娘は川が大好き!何が好きって石を投げるのが大好きなんですよね。冬でも寒空の中飽きずにずーっとやっているんですよ。「子供は風の子」ってホントですね、全然寒がらずにやっています(笑)

この記事をご覧のパパにメッセージをお願いします。

フランスでは(1)仕事 (2)家庭 (3)地域社会と、3つに義務を負うのが一人前の男子ということです。日本人には特に、後者2つの視点が欠けていると思います。フランス人曰く、「それが許されるのは軍人か囚人だ。君たちは囚人じゃない、ってことは軍人なんだね。」って笑い話なんですけど・・・(笑)まずは仕事を効率化しましょう。そこがすべての基礎です! そして、家族との時間をもっと増やして、豊かな人生を送りましょう。豊かですとも!育児めっちゃ楽しいですよ。

元々ワーカーホリックだった藤村さん。育児・家事や英語の勉強など、仕事以外の時間の充実も図って、ご自身のスタイルを確立されています。パパだからといって、「●●に時間を割かなければいけない」という制約なんてありません。自分のやりたいことと、奥さんの希望、地域社会への貢献などを勘案しながら、自分なりの時間の使い方を模索していきたいですね。

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