■パパインタビュー021■村上啓人さん(40歳)
【3歳長男・長女(双子)】
こんにちは、パパMe管理人の篠原です。
パパインタビュー第21回目ということで、村上さんにお話を聞いてきました。
◆村上啓人さん(40歳)【専業主婦の奥様、長男・長女双子(3歳)4人家族のパパ】
twitter;@MixTwinsDaddy facebook;MixTwinsDaddy
◆所属/外資系広告会社
◆職業/アカウントプランナー
普段のお仕事内容を教えてください。
広告会社の営業職として、クライアントのコミュニケーション戦略全般のプランニングとマネジメントを行っています。最近ではテレビ・新聞・ラジオ・雑誌そしてインターネット広告やイベントプロモーションをベースに、ソーシャルメディアマーケティングについても、消費者と企業を結びつけていくためのギミックなどを研究し、クライアントのニーズに応えていけるように心がけています。
特に新規クライアントへのアプローチが僕のミッション。だからかける時間や労力は、既存クライアント30%、新規クライアント40%、社内調整30%という感じですね。仕事柄オーダーがあってから提案するというよりも、先に仕掛けていく動きが多いですし、花が咲くまでには時間がかかることもしばしばです。
お仕事のお時間とお休みを教えてください。
(月)~(金)は9:00~20:00での勤務で、基本的に土日休みです。例えば平日のタイムスケジュールは、
9:00-10:00 RSSを中心としたニュースチェック(クライアントや業界動向の流れ把握)
午前中 プロジェクト進行中⇒企画MTG
プロジェクトなし ⇒ネタ探し、企画立案
※得意先とのコミュニケーションの中でネタを発見しにいくことも
12:00-13:00 昼休み
13:30- 担当クライアント:2、3件訪問(1社1.5時間計算)
※社内スタッフや協力会社との調整。撮影や取材同行のときも
こんな感じですね。当然ながら毎日やることは変わりますけど…。
お仕事柄、夜遅くなることも多かったりするのでしょうか?
そうですね。子どもたちが生まれる前だと夜はてっぺんとか、越えちゃうことがよくありましたけど…。生まれてからは早く帰るようになりましたね。どうしても外せない飲みの予定が入ってしまった時には、義母さんに実家から出てきて頂いて育児フォローをお願いしたりしました。まだ二人が乳児の頃には4ヶ月に1回くらいのペースでお願いしていたりしていたかな?ようやく最近ですよ、気軽に飲みに行ける様にになったのは(笑)
普段関わっていらっしゃる育児・家事を教えてください。
【育児】子どもたちと散歩・お出かけ 、 絵本等の読み聞かせ 、 子どもたちと遊ぶ 、 着替えの手伝い 、 子どもたちとお風呂 、 子どもたちの歯ブラシ 、 寝かしつけ
※乳幼児期はママをサポートするために他にもあらゆることをやっていました
【家事】食事の準備 、 洗い物 、 部屋の掃除 、 お風呂・トイレ掃除 、 洗濯、洗濯物取込 、 ゴミ出し 、 買い物
などですね。
でもね、特にお風呂掃除とかトイレ掃除なんですけど、僕がやっても「あなたがやるとちゃんとできていない」って言われちゃうんですけどね(笑)それでもトイレ掃除はほぼ毎日やっていて、自分が使った後に必ずブラシで洗ってます。お風呂も床を吹い洗ったりとか、風呂釜をやったり。これは基本土日の夕方お風呂入れる前にやるようにしてますよ。
それと子どもたちは20:00~21:00の間には、必ず寝かしつけているんですけど、早めに家に帰れた時や土日なんかは、お風呂に一緒に入って、絵本の読み聞かせをして、寝かしつけまで必ずやってますよ。だって二人とのコミュニケーションが大切なのは当然ですけど、その前に二人は可愛いし、一緒の時を過ごす事ってとても楽しい事ですもの。こんな素敵な事を他人任せにはしていられませんよ。
お子さんが小さな時から自然と育児家事に関わっていたのでしょうか?
そうですね。僕たちにはなかなか子どもができず悩んでいましたからね、でも結婚して8年目にようやく念願叶って、心から望んで授かった大切な子どもたちですからね。出産前も2.5ヶ月も奥さんが管理入院していたので、会社帰りや勤務時間中にも病院に行って付き添って精神的な支えをしていたし、子どもたちは、ふたりともまったく同体重2258g(感動でした!)で生まれたのでNICUにつきっきりになっていました。その後1週間くらいで母子ともに無事に退院してからは、有休使いながら積極的に関わったし。そういう訳で育児はライフスタイルの一部に気付いた時にはなっていたんですよ。
幸い営業という仕事は結果を求められながらも、プロセス管理は自分次第だから融通が効いたんですよね。フレックス制度もうまく使いながら時間を調整していました。双子だと一人が風邪ひいたら、奥さんが病院連れて行っている間は、もう一人を僕が家でみなきゃいけないでしょ。近くに頼れる人もいなかったから、常に奥さんと二人で乗り越えてきたんですよ。そこにはいろんな戦いもあったし、彼女の期待に応え切れなくて情けない思いをしたこともあったのも事実です。
生後6ヶ月くらいまではホント精神的にやられてしまいましたよ(苦笑)双子はね、大変さが2倍になるわけじゃないんですよ。乗数掛けなんですよ!、2倍の2倍で4倍になる感じなんですよね。
経験した人だけがわかるお話ですね・・・
(笑)ミルクあげると滝のように吐いちゃったりしてね。娘が母乳しか飲まなかったから奥さん担当になって。息子は可愛そうだけど哺乳瓶でミルク、そして僕担当。恥ずかしながら僕は一度寝てしまうと目覚めが悪くて、息子が夜泣いているときにすぐに起きられなかったりするわけですよ。そうすると奥さんが「ねえ、泣いてるよ!」って教えてくれるんだけど、目覚めて機嫌が悪いからつい「うーん、やっといて!」なんて言っちゃったことも…。それは奥さんからすれば「なによ!」って思っていたと思う。でも、僕は僕なりに頑張ってるつもりなんですけどね、その時は。今となってはいい思い出ですよ。
育児・家事に関わっているお時間を教えてください。
(月)~(金)は基本は朝の出勤前に、 19:00台に帰宅できる時には繰り返しになるんだけど、夜もお風呂~寝かしつけまでやってます。
朝は6:00に子どもたちに馬乗りされて起こされるんですよ。リビングにいったら「プラレールしよー」「ゴーカイジャーと仮面ライダーオーズで変身ごっこ」「スイートプリキュアのハミィを一緒に撫でてよー」って遊ぶ。で「パワワップ体操」一緒にやって、「おかあさんといっしょのエンディング」でゲート作って一緒にバイバーイとかして。ピタゴラスイッチに、英語で遊ぼう!でしょ。それが終わった頃に出勤するって感じかな(笑)朝からアグレッシブ!
土日は終日ほとんど外に出ますね。うちのすぐ近くに「大横川親水公園」という割と距離が長い公園があるんですけど、そこで三輪車に乗ったり、いろんな遊具で遊んでますよ。お昼は「パパ、チャーハン作って!」って言われたりするから作りますね。「午後はどこ行く?」って聞くと「上野動物園に行くー」とか「地下鉄博物館に行くー」とかね(笑)ちょうど今度の土曜日行きたいところは二人の意見が分かれたりしてるんですよね…。明日の朝起きてまた聞いて決めるつもりです…。二人の意見が分かれたままなら奥さんチームと僕チームで別行動だな…(苦笑)過去2回そんなことがありました。
育児・家事に関わる上でのこだわりはありますか?
うちの場合、男の子が石橋を叩く、すごく慎重、そして自分の意見を曲げないタイプ。女の子が八方美人で、可愛がってーって誰にでも甘えるタイプ。その違いを理解した上で、彼らの興味や関心のあることに気づけるように心がけているかな。
それと親として後押ししてあげる事だね。例えば絵を描いている時には、単にほったらかすんじゃなくて、「何を書きたいの?」って聞いてあげたりとか。ジャングルジムなどの遊具にトライしている時に、「こうしたらいいんじゃない?」ってアドバイスしたりとかね。そうすることで親との信頼関係の構築につながると思うんですよね。ま、僕が一緒にやりたい、というのもあるんですけどね(笑)自分がされて嬉しいことを子どもたちにも共有したい。みんなで喜べる、みんなで楽しかったねと思える、そんな機会を沢山作っていきたいと思っています。
仕事と育児のバランス、自己採点するとズバリ何点でしょうか?
80点。仕事を早く切り上げられる日にはいち早く帰宅し、ママのサポートと子どもたちと戯れる時間にあてるように心がけています。本音を言えば18:00には仕事を切り上げて、毎晩風呂~寝かしつけまでをできるのがいいんですけどね。まあ、そうもいってられないですからね(笑)
奥さんとの間に育児や家事の役割分担ってあるんでしょうか?
常に臨機応変かな。それでも奥さんの方がもちろん沢山やってくれていることは多いんで感謝してますよ。僕も言われればもちろんやるんですだけど、奥さんにすれば「言うよりやった方が早いもん」って感じでやっちゃう。「言う前に気づいてよー」って言われても「俺は気づかないんだから言ってよ」みたいな掛け合いをね(苦笑)例えばお風呂掃除で僕が「やったよー」っていうと、「どれどれ~。…えー、壁に黒カビの汚れついてるじゃん!」「えっ!どれ?俺には見えないけど?」ってね。「旦那がこの程度なら私がやる」って感じで結局奥さんがやっちゃうことは多い。でもホントに僕は視力がよくないから見えてないだけなんだけどさ!ま、言い訳です…。昔は「なんだよー、俺やったのに」って思ったこともあったけど、今は全然そんなことは思わない。「ありがとう!逆に気がつけなくてごめんね!」って思う。それがもう我が家のスタイルになりました。
奥さんとの協力体制を作る上で心がけていることはありますか?
平日は家事と育児にママが奮闘しているから、同時に二人を見ていく事にストレスを感じることもあると思うんですよね。だからパパが早く帰宅したり、休みの日はパパが育児を中心に担ったりして、できるだけママが笑顔で毎日を過ごせるようにサポートしていくことが大事だと思っていますよ。「じゃあパパに任せて、美容院行ってこようかな」って外にでかけたり、子どもたちのためにママが自由に何かを作ってあげたり、そんな時間が彼女のストレス発散につながってるんじゃないかな。
あとはやっぱり日常的に夫婦間でコミュニケーションをしていると思う。子どもたちの様子についてはメールしてくれるし、緊急で熱を出た時なんかは電話もあるしね。もちろん家に帰っても子どもたちの話題中心で話をするしね、子どもたちが寝た後に。ま、「聞いてないでしょー」って言われたりもしちゃうけど(苦笑)彼女から発信をしてきてくれるから、僕がそれに対して意見したり共感したりするって、いうことが多いかな。
あ、あと奥さんには育児ポリシーがちゃんとあるから。僕が「もう少しざっくりでもいいんじゃない?」って思っても、基本的に家事と育児100%主義の奥さんに合わせてますよ(笑)
育児や家事のことでパパママ以外の方に協力してもらうことはありますか?
基本すべて夫婦で乗り切ってきました。あとは半年に1回のペースで子どもたちとママをママの実家で2週間程度で過ごさせたりしています。4月から双子は無事に三年保育で「幼稚園」に入園します。だから入園してからは積極的に地域社会とも関わりながら子どもたちにとっていい環境を作ってあげたいな!って思っていますよ。
最後にこの記事をご覧のパパにメッセージをお願いします。
可愛い我が子はすぐに成長していきます。1日1日の子どもたちの変化には驚きと学びがあります。パパも人生の中の僅かな育児時期を楽しんで育児に参加していきましょう。
「育児はライフスタイルの一部」「双子の育児は乗数掛け」「ママが笑顔になれるようにサポート」そんな言葉がさらっと出てくるところに、村上さんが育児・家事に対して様々なことを考えながら、正面から取り組んできたことが伝わってきました。双子ちゃんたちのことを大切に考えながらも、数多くの出来事を一緒に乗り越えてきた奥さんに対しての深い感謝と愛情を持っていらっしゃることもヒシヒシと…。パパになったからこそ気がつく様々な想いや感情。改めて噛み締めて、日々を生きていきたいですね。
■パパインタビュー020■朝倉さん(32歳)
【2歳長男】
こんにちは、パパMe管理人の篠原です。
パパインタビュー第20回目ということで、朝倉さんにお話を聞いてきました。
◆朝倉さん(32歳)【専業主婦の奥様、長男(2歳)の3人家族のパパ(※1)】
◆所属/株式会社アシスト(IT系商社)
◆職業/営業支援(営業部門付で営業支援業務に従事)
普段のお仕事内容を教えてください。
企業向けにパッケージソフトを販売するIT系商社で、営業支援の部隊に所属し、外向けには案件発掘・提案などの営業活動やプロマネ、内向けには営業業務の効率化や標準化の取り組みなどに取り組んでいます。
お仕事のお時間とお休みを教えてください。
(月)~(金)は9:00~19:30で、土日は基本的に休みです。平日は仕事を終えて家に着くのが20時半~21時頃。自分の周りでは、20時~21時頃まで会社で仕事をしているメンバーが多いので、チーム内ではいつも早めに帰らせてもらっています。僕自身、子どもが生まれるまでは周りと同じ感じだったのですが、子どもが生まれてからは子どもとの時間を作りたくて、時間を強く意識するようになりました。
お子さんの誕生によって働き方が変わったのですね。
子どもが生まれる前から「子どもとの時間、家族で過ごす時間を大切にしたい」とは思ってたんですが、ファザーリングジャパンの安藤さんの「パパの極意」という本を読んで、「しっかりパパしなきゃ!」と、ガツンと意識が変わったんです。
「そのためにも早く帰ろう!」と、仕事術やタイムマネジメントの本を一時期は読み漁って、実践するようになりました。
僕も安藤さんのお話は何度も聞いていますが、ガツン!ってわかります(笑)
子どもがまだ小さい頃に安藤さんの講演を夫婦で聴きにいったんですが、一つひとつのお話が心に響きましたね。キャッチコピーのようなフレーズもたくさんあって。「イクメンの反対語はイクジナシ(育児なし)」とか「職場がホームに、家庭がアウェイになっていませんか?」とかね。「ああ、分かる分かる」みたいな(笑)。それで感銘を受けて、安藤さんが代表を務めるNPO法人ファザーリングジャパンの賛助会員にもなりました。
普段関わっていらっしゃる育児・家事を教えてください。
【育児】子供と散歩・お出かけ 、 絵本等の読み聞かせ 、 子供と遊ぶ 、 子供の歯ブラシ
【家事】洗い物 、 キッチン・洗面所等の掃除 、 お風呂・トイレ掃除 、 洗濯、洗濯物取込 、 ゴミ出し 、 買い物
平日は家に帰ると妻も子も食事・お風呂を済ませているので、用意してもらっている晩ごはんをさっと済ませてから、寝る前の子どもと30分くらいおもちゃで遊びます。後は歯磨きをしてあげたり、絵本を読んであげたり。それで、妻が寝かしつけている間に洗い物をして自分もお風呂に入る、という感じですね。
土日はほとんどの時間を家族で過ごしています。午前中は愛犬も連れて近所の公園に出掛けて、午後はお昼寝後に散歩がてらお買い物、というのが多いですね。
育児・家事に関わっているお時間を教えてください。
(月)~(金)は帰宅後に1時間くらいで、子どもとの時間は30分くらい。本当はもっと時間を割きたいんですが、なかなか満足するようには時間がとれていません。ただ、週に1回の在宅勤務日には朝昼晩と5時間は時間を割けます。土日はほとんどの時間は家族で過ごしています。
育児・家事に関わる上でのこだわりはありますか?
毎日必ず時間を割くことですね。家に仕事を持ち帰ってでも、息子が起きている時間には帰るように心がけています。でも本当は、平日も19時までには帰宅して、家族一緒に晩ごはんを食べられるようにしたいんです。僕の父親は、メーカーに勤めてたんですが、晩ごはんの時間には必ず帰宅してたんです。自分が子どもだった当時は何とも思ってなかったけど、今思えば貴重な時間だったんだなと。僕も同じようにしたくて、残業時間を減らすべく、日々、試行錯誤しています。
「パパの極意」に、「父親の育児は質より量だ、換えたオムツの数や読んだ絵本の数が大事なんだ」ということが書いてあって、すごく共感しています。特別なことをしなくてもいいから、地道に時間を割く。その時間を割くための努力や工夫は惜しまない!そう考えています。
パパって育児や家事になかなか自信を持ちづらいと思うんです。特にママが専業主婦だと、相対的に関われる時間も少なかったり。なので、パパが主体的に関われる時間を作ることが大事だなと思います。僕は週末に、ママを自由にしてパパと子どもだけの時間を作ろうと心がけているんですが、その時間がすごく好きなんです。
そうそう、パパMeで他の方のインタビューでiphoneをいじっていて奥さんに怒られてた話がありましたけど(※2)僕も同じ経験をしてて。つい隙間時間を見つけてはメール、RSSリーダー、SNSなどをチェックしたくなるのは職業病ですかね(笑)
反省して子どもと二人で出掛けるときはiphoneを手にしないようにしたら、子どもと過ごす時間が濃くなった。子どもの視線や変化を見逃さなくなるんですよね。「携帯を手にしない」は、特にスマートフォン好きのパパさんにはオススメしたいですね。
仕事と育児のバランス、自己採点するとズバリ何点でしょうか?
70点。平日は子どもが起きている時間に帰れているし、在宅勤務日や週末には、十分に育児・家事の時間を確保できているので、バランスが取れているほうじゃないかと・・・。残りの30点は、平日の晩ごはんを家族一緒に食べたり、お風呂や寝かしつけをしたり、やりたいのだけれど今は実現できていない分。
どうやってバランスの取れた働き方を実現してきているのでしょうか?
僕は、仕事では、やりたいと思ったことはやってみる、自分の意見は率直に伝える、という考えで行動しています。業務効率化についての新しい試みでも、まずはやってみよう、とアクションを起こしてみて、周りの反応を見ながら固めていきます。仕事術やタイムマネジメントの手法も、これは良い、と思ったものは、どんどん自分の中に取り入れて、馴染ませていきます。
周りより早く帰ることが多いのですが、昼休みを短くして空いた時間で集中して仕事をしたり、自分の時間だけでなく、仕事で関わる相手の時間も大切に扱うよう心がけています。周囲にも機会がある度に自分のスタンスを伝えるようにしています。最近、全社共有のグループウェアにも「○時に終業します」と宣言するようにしたんですよ。そうやって周囲にもオープンに伝えつつ、自分にもプレッシャーをかけています。
奥さんとの間に育児や家事の役割分担ってあるんでしょうか?
食器洗い、ゴミ出し、風呂掃除などはなるべく自分がやるように心がけています。でも、完全に役割分担を決めているわけではなくて、どちらかが子どもの相手をしていればもう一方が家事、みたいにしていますね。
子どもの食事、お風呂、寝かしつけは妻がしてくれています。それを僕の役割にしてしまうと、帰宅時間にまだバラつきがあるせいで、子どものリズムが崩れることになっちゃうので。うちは、20時台には子どもを寝かせてあげたいんです。子どもとの時間を作りたい、という僕の思いも汲んでもらって、寝かしつけの時間は少しだけ遅くしてもらっていますけど。
奥さんとの協力体制を作る上で心がけていることはありますか?
今は専業主婦の妻が子ども中心のサイクルで育児や家事をまとめてくれているので、僕も基本的には妻のペースに合わせてサポートすることを心がけています。あとは、在宅勤務日や土日には、家事・育児にできるだけ時間を割くようにしていますね。
育児や家事のことでパパママ以外の方に協力してもらうことはありますか?
お互い実家が遠方なのでなかなか周囲に頼ることはできないのですが、妻は1~2ヶ月に1回くらいのペースで実家で過ごしていますね。あとは、妻は市の子育て広場をよく利用していて、そこでママ友がたくさんできてましたね。あとは夫婦それぞれTwitterをやっていて、パパ友やママ友とやりとりをしてますね。
育児や家事でたまるストレスを解消する方法はありますか?
仕事を全力で楽しむことですかね。育児や家事、仕事のどちらも楽しめていると、お互いにストレス解消になっているように思います。あと最近ブログを始めたのでブログの記事を書いたり、ジョギングもするのもよい気分転換になっていますね。
育児休暇を取得される前(※3)のお気持ちを聞かせてください。
ただもう楽しみですね。長男が生まれる前は子を持つ実感ってあまりなかったんですが、今回は産まれてからの情景も思い描けるし、早く抱っこしたいという気持ちでいっぱいです。人生で何度とない貴重な機会ですので存分に楽しんで、たくさんの時間を家族で一緒に過ごしたいですね。
最後にこの記事をご覧のパパにメッセージをお願いします。
仕事も、育児も、家事も、楽しんだものがちだと思います。思い立ったら、やってみようの気持ちで行動あるのみです!
今しかない子育てを存分に楽しみましょう!
※1 2011年/02に第二子、男の子が誕生されました!おめでとうございます!
※3 インタビューは2011/01中に実施、すでに1ヶ月の育児休暇を取得され先日復帰されました
お子さんが生まれてから、育児や家事に時間を割けるような働き方にシフトした朝倉さん。周りに対してのアウトプットを欠かさない、主張したいことは主張して、その分やるべきことをやる、積極的に本などから学ぶ、まずはやってみる…など朝倉さんの姿勢や行動から学べるものは数多くありそうです。自分の実現したい働き方をまずは意識してみて、そのためにアクションを起こしてみる。心がけたいですね。
■パパインタビュー019■越智 聡さん(28歳)
【4歳長男、1歳8ヶ月次男】
こんにちは、パパMe管理人の篠原です。
パパインタビュー第19回目ということで、越智さんにお話を聞いてきました。
◆越智 聡さん(28歳)【派遣社員の奥様、長男(4歳)、次男(1歳8カ月)の4人家族のパパ】
◆所属/外資系コンサルティング会社(日本勤務4000名程度)
◆職業/ITコンサルタント
普段のお仕事内容を教えてください。
アウトソーシングの提案、調査、移行を行っています。クライアントのIT部門のコスト・業務を調査してアウトソーシングによるコスト削減効果、品質向上の余地がどれだけあるかを分析し、アウトソーシングモデルの立案・提案を行っています。また、契約締結後は弊社アウトソーシング体制への移行や、ツールを使用した運用改善等を行っています。アウトソーシング先は、主に自社で抱える中国やインドのサービス拠点ですね。
お仕事のお時間とお休みを教えてください。
(月)~(金)は9:00~17:00で、基本的に土日休みです。2010年4月から育児時短勤務に切り替えていて、管理職なんですけどこの時間内に仕事を終わらせられるようにタイムマネジメントをしています。
午前中は基本的に資料作成・提案書作りなどアウトプット中心の仕事ですね。メールのチェックなどは出勤前にiphoneで行って、まずはTodo管理アプリ「Nozbe」でTodoチェックから始めます。それ以外に5分以内で終わるような仕事はその場で片付けちゃいますね。
午後は大体MTG。マネージャーなので担当領域に関連する部下との情報共有・検討のMTG、上司への報告MTGなどに参加します。特に僕が専門性を持っている領域があるので、その分野についてアドバイスを求められることもありますね。MTGの回数自体は意識的に絞るようにしているんですよ。MTGの依頼を受けても目的を確認した上で、メールで済むものはそれだけで済ませたり、自分の席で少し話をするだけで終わらせるような工夫をしています。MTGは時間を食うものなので。
オフィスがフリーアドレスだったり、勤務時間の報告も自己申告だったりと比較的自由度の高い会社なので、家で仕事をすることもありますね。奥さんは派遣社員で時間的な融通が効かないので、例えば子供が熱を出したときなどは僕が自宅で仕事することも。
仕事を終えて保育園の迎えにいくのが18:00ですね。18:15までに迎えにいかないことが一度でもあると、超過料金として月約5000円が請求されるので、そこは結構気をつけています(笑)
男性で育児時短勤務というのは珍しいのではないでしょうか?
その通りですね。僕の知る限り、男性では僕以外に1名しかいないです。制度があることすら知らない人も多いと思います。僕も知らなかったし(笑)
僕の会社は「バリバリとにかく働く!」といういわゆる外資系的イメージが強いので、僕が今やっている育児時短勤務ってそれと真逆なんですよね。
とはいっても元々僕もそのイメージ通りの働き方をしていて(笑)特に昨年の1月から2ヶ月間はプロジェクトがめちゃくちゃ忙しくて…。平日は全く家族との時間は取れなかったし、土日は疲れがたまってずっと寝てる…みたいな感じがしばらく続いたんですよ。さすがに肉体的にも精神的にもきつくて、体調を崩して会社を少し休んだことがあったんですね。
ちょうどその時期は妻もサポートを必要としているタイミングだったので、上司とも相談をして育児時短勤務に切り替えるという選択をしたんです。
なるほど〜。上司の方とのコミュニケーションから生まれた働き方だったんですね。
本当に理解のある上司なんです(笑)関係性もとても良好で。元々入社当時から知っている方で、プロジェクトを一緒にやったこともありましたし、結婚式にも来た頂くような間柄。その方が新しい部署を立ち上げる時に声をかけてもらって異動したという経緯があるんです。僕の性格やスキルも理解して、信頼してくれていると思います。本当に感謝しています。
普段関わっていらっしゃる育児・家事を教えてください。
【育児】オムツ換え 、 子供と散歩・お出かけ 、 絵本等の読み聞かせ 、 子供と遊ぶ 、 着替えの手伝い 、 子供とお風呂 、 子供の歯ブラシ 、 寝かしつけ 、 夜泣きへの対応 、 保育園等の送迎
【家事】食事の準備 、 洗い物 、 部屋の掃除 、 キッチン・洗面所等の掃除 、 お風呂・トイレ掃除 、 庭・ベランダ等の掃除 、 洗濯、洗濯物取込 、 布団干し、布団取込 、 ゴミ出 、 買い物
などです。
保育園の送り迎えは僕の役割なんですけど、電動自転車に子供二人を乗せると、子供二人で20KGとか、自転車が15KGくらいあるので40KGくらいになっちゃうんですよね。これを同じくらいの体重の奥さんがやるのは大変なので…。時短になってからは送り迎えの両方、それまでも送りは僕がやっていました。
ミルクは二人とも飲んでくれなかったので母乳でしたね。一人目の時は月齢に合わせて離乳食を作っていたんですが、二人目の時は大人の食事を柔らかくしたり、細かくしたりしただけでした(笑)食べさせてみたら全く問題なく食べてくれたから、「これでいいんじゃない?」って。うちは「ゆる育児」がモットーで、子供が大丈夫なら、そこまでセンシティブにならなくていい、というスタンスなんです。
「ゆる育児」ってどんな育児なんでしょう?
自分たちがストレスを溜めない育児をする、ということですね。育児に関する情報って「●●しなくちゃいけない」みたいなものが多いですよね。たとえ「子供のためにいいよー」と勧められたとしても、自分たちが負担に感じるものはやらない。僕は子供にとって、両親が楽しくやっていることが一番だと思っているんです。もちろん生活習慣とか人との接し方や最低限のしつけはしていますよ (笑)
例えば「しまじろう」は子供が楽しいからやっているだけ、教育的見地からはじめたものではありません。テレビも親御さんによっては見せない、というのもありますが、うちは仮面ライダーが好きなので見せています。他にもiphoneアプリで「angry bird」というゲームをやるのが最近はお気に入りです。やり始める時に時計を見せて15分程度と約束して遊ばせています。他にも親と子供は必ずいつも一緒にいなければいけない、ということもないと思っています。パパとママがデートしてリフレッシュできるならいいじゃない、という感じ。こういうスタンスを総称して「ゆる育児」と呼んでいます。
力の抜け具合が絶妙で素敵ですねー。
あ、お風呂も越智さんなんですね。二人は大変そう…
そうですね(笑)お風呂は19:30~20:00くらいに僕がいれてます。でも別に一人も二人も変わんないですよ(笑)下の子ももう立てるので、お風呂にぼーんといれれば勝手に遊んでます。僕も一緒にお湯をかけあいっこしたりね。お風呂もママが一人でやるのは大変ですよ、意外に力がいることもあるし、気も抜けないですからね。パパの方が体力面でゆとりがあるのでこれは僕が。
その後大体20:30くらいに寝る支度をするんですけど、寝る前に必ず「いいもの」をあげるんです。子供にとって「いいもの」という意味なんですけど、ようは果物やお菓子を食べるんですね。いつから始めたのかもう覚えてないんですが、完全に習慣づいていてですね。これがないで寝ようとすると「ねえ、『いいもの』はー?」って絶対なる。「今日の『いいもの』は〜〜バナナ!」ってあげるわけです(笑)
(笑)面白いですねー、『いいもの』って。
そうすると、「えー、バナナやだー」って(苦笑)「じゃあ、リンゴ!」「うん、いいよ」というやり取りがあったりするんですよね。果物なら、バナナやリンゴ、イチゴ、ぶどう、梨…季節の果物が多いですね。お菓子で好きなのは饅頭とかアンコの入ったものみたい。
ちなみに『いいもの』タイムは朝にもあって。保育園に行く前なんです。『いいもの』を1口貰って、保育園に向かう前に自転車の上で食べる。それで「仕方ねえ、いってやるか」みたいな感じになるみたいです(笑)
今日越智さんのツイート見たんですが、かなり大変だったみたいですね。
そうそう!今日(※1)はほんとに行くのを嫌がっちゃって。起きたら「保育園行きたくない!なんで毎日保育園なの?」って切れまくって(苦笑)なだめて、なだめて、最終的には「じゃあ、今日は『スペシャルいいもの』があります!」先週京都に行った同僚からお土産でもらった有名なアンコ餅があったので「コレです!」ってやったらテンション上がって無事に行ってくれました。いいのか悪いのかわからないんですけど、うちはこうやってやってますね。
お子さんの寝付きはいいですか?
お風呂あがってから、僕が遊びに付き合った時はすんなり寝てくれるかな。すんなり、といっても「オバケがくるぞー!」ってやるんですけどね。ちなみに最近の我が家のオバケは『成長ホルモン』って名前で(笑)「23:00を過ぎると成長ホルモンがでるから、22:00までに寝なくちゃ」と奥さんが言っていたので「『成長ホルモン』が来るぞぉーー!!」と言い出したら「キャーー」とか子供たちが喜んで…ドタバタ遊んで寝かしつけます。
逆にtwitterしたりして僕が遊びに付き合っていないともの足りないみたいで、「戦いゴッゴしよー」なんて言われて、さらに遊んでやっと寝るという感じ。
身体を動かして疲れないと寝付かないですよね〜
そうなんですよねー。そうそう、うちの会社は飲み会が始まるのが遅くて20:00くらいから始まるんですけど。僕は一回家に帰って子ども達のご飯とお風呂を済ませて、寝る支度を整えてからまた行くようにしてました。12月の忘年会シーズンとかは結構そんなことがありましたね(笑)
飲み会前に一回家に帰ってるのは越智さんだけかもしれないですね(笑)
育児・家事に関わる上でのこだわりはありますか?
常に主体的に育児・家事をすることを意識していますね。奥さんより先に気づいて、さっさとやってしまって、後で奥さんが「あっ、ゴミださなきゃ」とか「お風呂洗わなくちゃ」と気付いたときに、「もうやってあるよ♪」というのが好きです(笑)
それと子供と同じ目線で話をするようにしています。父親だから威厳ぶって話をするとかは全くなくて、息子がオーズで、僕がアンクの役をやったり、キャラクター同士になりきって話をしたりします。「映司、早くお風呂はいろうぜ!」みたいに。そうすると結構言うことを聞いてくれたり、手伝ってくれたりするんですよ。子供がノッてくるようにしてますね。
仕事と育児のバランス、自己採点するとズバリ何点でしょうか?
今は100点かな。保育園に預けている以外の時間は、全て家族と一緒にいられるから。強いて言うなら家族みんな朝起きるのが少し遅い気がするので、もう少し早く起きて、ゆとりをもって登園や出社の準備をしたいかな。
でも昨年の1月とかは10点くらいだったと思う(苦笑)20/24が仕事だったから。今考えればおかしいんですけど、そのおかしさに気づいていなかったですね。使命感や責任感の方が強かったし、とにかくがむしゃらに仕事をしてました。
奥さんとの間に育児や家事の役割分担ってあるんでしょうか?
明確な役割分担はないです。流れとして自然な方がやるという感じです。例えば、奥さんが食器を洗っている間に、僕が子ども達をお風呂にいれたりとか。僕が子ども達を公園で遊ばせている時に、奥さんが家の掃除をするとか。あっ、夜の洗濯物干しは2人の共同作業になっています (笑)
奥さんとの協力体制を作る上で心がけていることはありますか?
「ありがとう」を欠かさない事ですね。どんな小さなこと、毎日やっている事でもお互いに「ありがとう」と声をかけています。洗濯ありがとう、ゴミ捨てありがとう、夕食ありがとう、夜泣き対応ありがとう。
子供が生まれてからより意識してやるようになりました。今でこそ「育児って二人でやるものだよね」が骨の髄まで染み込んでいますけど、恥ずかしながら最初からそうではなかったので。無意識に「奥さんが主体で、僕がサポート」という関係になっていて、「それって違うじゃん」って結構怒られていたりしたんですよ。
育児や家事のことでパパママ以外の方に協力してもらうことはありますか?
奥さんの実家が近いので、よく遊びに行きます。お互いに多めに料理をつくって持っていったりとか。ほんと、しょっちゅう行ったり来たりしてますね。
良好な関係性を構築する上で心がけていることはありますか?
うーん、基本身内なのでそんなにはないかな。元々の性格もありますが、気兼ねしない・フランクでいるという事は意識しています。悪いなと思って、あんまりよそよそしくしちゃうと距離が中々縮まらないので。最低限の敬意は払うけど、必要以上の敬語は必要ないと思います。
幸いなことに義父さんとは結構趣味があうんですよね、彼68歳なんですけどiphoneとかipadが好きなので。そういう話題の時には同じ目線で話してます。「●●(義父さんのお名前)さん、これ知ってます?」って。
育児や家事でたまるストレスを解消する方法はありますか?
21:00に寝かしつけにベッドに入って、22:00くらいに抜け出してから晩酌タイム。寝かしつけでそのまま二人とも寝てしまう事も多々ありますが…。僕はチューハイを、奥さんはチューハイか、寒い時にはコーヒーやお茶を飲みます。
この時間は録っておいたテレビを見たりとか、奥さんがiphoneでその日の僕のつぶやきをチェックしてて「これってなんで?」「これってどうだったの?」みたいに話をしたりしますね。「Momento」というアプリがあって、twitterやflickrを日記みたいに見られるものがあるんですけど、それを奥さんのiphoneに入れて簡単に見られるようにしています。ちなみに僕と奥さんってずっと携帯の機種が同じなんです。奥さんはIT系が苦手で、一緒だと僕が教えられるので。
このtwitterを活用したコミュニケーションって夫婦には結構オススメ。いきなり何か話す、っていうよりも、僕のつぶやきをネタに話をする方が、同じ話題を共感できていいんですよ。僕がつぶやいていることは、当然興味のあることなわけで。…でもiphoneを触っている時間が長くなりすぎて、たまに怒られたりもするんで、そこはちょっと気をつけなきゃいけないですね(苦笑)
この記事をご覧のパパにメッセージをお願いします。
完璧じゃなくてもいいから、ちょっとずつやれる事を増やしていってはどうでしょう?料理とかいい例ですが、やってみるととても面白いってことあると思います。やれることが増えるという事は成長しているという事ですから。仕事の専門知識をつけたり経験をつんだり、というのも成長ですが、仕事だけが成長の要素だとは思いません。育児・家事をする中で自分の成長を感じれば、より人生が豊かになると思います。
※1 インタビューは(月)に実施。(月)は保育園に行きたがらないことが多いのだそう
越智さんたちのモットー「ゆる育児」。特にその主体者が越智さんだけではなく、奥さんだけでもなく「自分たち」であるところにポイントがあるように思いました。パパとママがストレスを溜めることなく、良好な関係性を持続していくことはきっと夫婦にとっても、子供達にとっても良い影響があるはず。サスティナブルな家族の形、模索していきたいですね。
Twitter: papa_me
- 自分が書いた棒人形が動き回って、冒険?を進めていくゲーム。 子供達と一緒にやっても楽しそう。 http://t.co/vr0Ctni4 http://t.co/4YpkaX7J







